購入希望の不動産が資料の情報と食い違うとき
会社において、帳簿上の数字と、実際に棚卸しや実査した数字が異なる場合があります。これが小さいものであれば、軽微なものとして処理もできますが、大きなものになると何らかの操作がされている可能性があります。このようなとき内容を調べたりしてくれる人として会計士がいます。本来はきちんと処理が行われているかを監査する仕事をしていますが、当然操作などが行われないようにもされています。見つかれば、修正をすることになります。
購入したいと思っている不動産について、自分なりに測定したのですが、その数字や情報と登記所などにある資料の数字が食い違うことがわかりました。登記所にあるものだから100パーセント正しいとは限らず、測量の方法なども変化しています。古ければ誤っていることもあります。また、地殻変動などにより、長い年月でズレが生じていることもあります。ズレが生じても測量しなおさなければ、前の数字がそのまま残っていることになります。
こういった時は、土地家屋調査士と呼ばれる専門家に測量を行なってもらいます。いろいろな人がいますが、測量経験の豊富な人に依頼するようにしましょう。調査をするときには、自分自身や隣接する人などが立ち会います。